- ニキータ・ミハルコフ 監督
- 2025/10/28(火) 14:00~、16:30~、19:00~
アテネを経てイタリアに向かう客船。ひと気のない食堂の、窓際のテーブルに座る初老の男ロマーノは、食堂に入ってきたロシア人の紳士に自らの半生を語り始める。イタリアの片田舎で生まれた彼は、大銀行家の一人娘エリザと結婚し富を得たが、夫婦関係は冷え切っていた。銀行が倒産の危機に瀕する中、ロマーノは一人家を出て湯治場に身を寄せ、そこで美しいロシア人の女性アンナと出会い、激しい恋に落ちる・・。
19987年にチェーホフの原作をロシアの名匠ニキータ・ミハルコフが監督した文芸ロマン。本作により主演のマルチェロ・マストロヤンニはカンヌ映画祭主演男優賞を受賞し、アカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、後期の代表作となった。哀愁に満ちた音楽はフランシス・レイ。4K修復され、25分の未公開シーンが追加されたロング・バージョン。

(感想)
・マルチェロ・マストロヤンニが中年の可笑しみ(?)、哀愁を感じられ、「ひまわり」とは又異なった味わいが出ていたと思う。上流階級にもそれなりのうっ屈があるようだ。ふり回されるメイドが大変だろうな・・・と。犬が可愛かった!
・4Kになり色彩豊かになり、新たな作品へと生まれ変わったようなそんな作品だった。監督はニキータ・ミハルコフ(ロシア出身)だから、チェーホフの作品を手掛けるのは納得だった。ロシアとイタリアは“縁”が深いんだなと思った。
・ロマーノ、クズすぎるけど、男はあんなもんよね(笑)。あの後、あの二人が上手くいったとは思えないが、まあ良い映画でした。
